ネット上のネットワークの広がりに伴い、
ネットリテラシーが問われるようになりました。
(ネットばっかりですね)
広いインターネットの世界では、「相手との違い」が浮き彫りになります。
それぞれ立場も違い、違う価値観、違った表現を持つ
自分にとって嫌なことと、他の人が嫌なこととが「違う」
「自分が嫌がることはしない」とよく言われるものですが、
ここにとどまらずに、
自分が嫌な感じではなくとも、他の人はどうかなと想像する、
「一段上の前提」に立つことが、
求められるようになっている訳ですね。
「相手との違い」を踏まえて、その違いを尊重できれば理想的です。
この「相手との違いを認めていく」ことは
安心できるパートナーシップのためにも、重要なポイントです。
確かにネット上には、ネットワークの広さなど特有の難しさがある訳ですが、
ネットから離れたとしても、
人づきあいがあれば、そこには「相手との違い」があります。
ただ、この違いを踏まえるとは、実際にはそう簡単なことではありません。
相手を変えようと「こうすべきだ」と押しつけたり、
「こんなはずじゃなかったのに」と期待外れに思ったり、
こんな経験は、「相手との違い」を踏まえるとは正反対です。
大切な相手と、少しでも信頼できる関係でいたい
「狙った相手を落とす」テクニックなどに頼らず、対等で成熟した関係を築きたい
出産によって夫婦の関係性は変わっても、今まで以上にいい関係にしたい
もしもあなたが、お互いを理解し合える関係性を築いていきたいと望むなら、
「相手との違いを認める」ことからが、スタートです。
ここで、
互いの違いを尊重しあえるレッスンとして、
「できていることを話題にする」ことをおススメします。
この「できていること」というのは、
「2人の日常にある、すでにあること」と広く考えてください。
どんな些細な、ありふれたことでも構いません。
・自分にとって、○○が楽しいんだよね、ちょっと幸せなんだ
・(相手の)○○がうれしかった、元気づけられた などなど
そうしてでてきた「できていること」には、
「いいね、すごいね」と思えるところを見つけて、
その「いいね」の思いを言葉にしていきましょう。
できるだけたくさん話題にできるといいですね。
ネガティブなことを全く話題にしない訳ではありません。
「自分にとってはイヤだったんだ」も話題にできる、
そして相手に受け入れられたとしたら、
「ネガティブなことも話し合える関係性」だということ。
レッスンで大事なのは、こうした「できていること」にアンテナを張ることです。
そして、相手との間に違いがあったとしても、「できていること」は話題にしやすいですね。
自分にとっては特別なことではない当たり前のことでも、
相手からポジティブな反応が出てくるかもしれません。
一日の終わりや、食事の場面など、
共に過ごせる時間のなかに、ぜひ組み込んでみてください。
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