【心理塾】「私の育て方が悪いの?」と考えるときにできること

例えば、お子さんの不登校やひきこもり。

ご家族としては受け入れがたく、
このままではいいはずがないと、
何とか学校に行かせよう
部屋から出させよう
子どもを動かそうと頑張れば頑張るほど、
それに抗おうとするのが子ども、ですね。
子どもによっては「あんたのせいだ!」と
責め立てることもありえます。

ご家族の立場としては、
「私の育て方が悪かったのかしら…」
「あのとき、言い過ぎてしまった」
「子どもの気持ちを汲んであげられなかった」
ご自分を責めて、落ち込みを深めがちな場面です。

はっきりと言ってしまえば、
どんなご家族であっても、その原因らしいものは
見つかるものです。
そして、その原因を特定したところで、
これから子どもにとって、家族にとって
どうしていったらいいのかが分かる訳ではありません。

子どもの育て方が原因と言われても、
もうすでに育ってしまった訳です。
原因を取り除くなんて今さらできません。
問題と原因よりも、
「役に立つものは何か」
それを考えていきたいところです。

そのために、ご家族ができることはたくさんあります。
身近で、小さいころからお子さんを見ているからこそ、
お子さんについて、
・ウリは何か?
・小さなころから好きでやっているものは?
・ご家族のどんなところが好きそうか?
・最近のことで、ちょっとでも「いいな」と思えることは何か?
こうした側面に気づくことができるのは、ご家族のお力です。

こうして見つけた
お子さんの強みや、実はできていること。
これを一つでも見つけられたなら、大変素晴らしいことです!
だって、一つでもあれば
それを増やしていくことができるんですから。
お子さんの行動を変えるという大きな変化のためには、
この小さな「いいところ」こそが、大事です。

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